404号室

オンボロ車走らせてる 行き先はとっくに決まってる
国道143号線沿い 寂れた感じ
ネオンの消えた 汚れたモーテル
404号室にアノ娘が待ってる気がしたんだ

揺れてる体歩かせてる 感覚なんて失くしてる
軋む階段駆け上り 浮き立つ感じ
抑えられない 張り詰めた自分
404号室の扉を開けるのさ

アノ娘を抱きしめ キスをして
倒れこんだら 星になる
アルタイルの向こう側
彼女はそこで笑ってる

湿ったベッドに沈み込んでる くすんだ天井見つめてる
染みを数え始めて 遠くなる感じ
溢れ出してる 苦しい感情
404号室 寂しい夜の出来事さ

アリウムの花 うなだれて
枯れた涙が流れだす
アルタイルの向こう側
彼女はそこに消え入った